古染付釉裏紅小皿の買取 古美術天平堂

古染付釉裏紅兎文小皿

時代 明時代末期
17世紀
状態・詳細 完品
虫喰があります
口径 15.3cm
高さ 2.8cm
底径 7.7cm
商品番号 a3067
価格 sold out
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釉裏紅(浅絳手)の技法が用いられた上手の古染付です。
兎は不老不死や再生の象徴として古くから中国で愛好されてきました。
猛禽が兎を狙っている様子が描写されていますが、
生存競争に伴った切迫感は全く見られず、
寧ろ遊びに興じた感覚という方が適切といえます。
銅紅釉は不安定で気化し易い性質がある為、
焼成の加減が難しく、高度な技術が求められました。
冴えた理想の鮮紅色を得るのは至難の業とされています。

茶人の美意識を刺激する闊達な風情 「古染付」

古染付とは明時代末期の天啓年間(1621〜27)を中心に景徳鎮民窯で焼成された染付です。
特に日本向けの作品で遺例も日本に多いです。
新渡りと呼ばれる清時代の染付に対し、
古式に属する古渡りの染付との意味合いで、
独特の様式を持つ一群が「古染付」と独立して呼ばれるようになりました。
日本の茶人からの注文品である茶陶と日用品とに大別されており、
茶陶としての古染付は日本人に親しまれた陶胎の厚さに因んでか総体に肉取りが厚いです。
明時代末期頃は日本の茶人が新奇な茶道具を注文焼成させる風潮が盛んであった時期で、
其々に好みの茶道具が発注されました。
古染付の多くは素地と釉薬の収縮率の相違から釉薬が剥落して胎土を露しています。
まるで虫が喰ったように見えるその様子からこの現象を「虫喰」と呼びます。
口縁や角部等の釉薬が薄く掛かった所に虫喰が多く見られるのも特徴の一つです。
通常の焼物としては欠点対象にさえ成り得るものですが、
茶人はここに自然の雅味を見出して喜び、
粗笨な味わいを美的効果として評価しました。

明・清年表

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