| No2.ガンダーラ(宮廷の様子) | ||
| 時代 | 3〜4世紀 | |
| 状態 ・ 詳細 | 大変良いです | |
| 寸法 | 径 | 30×4.2cm |
| 高さ | 11.4cm | |
| 商品番号 | ( 8823 ) | |
| 価格 | 17万円 | |
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| 古代パキスタンは古代文明揺籃の地であり、数千年に亘って建築、彫刻、絵画、書等、 様々な分野で高度な創造活動が繰り広げられてきました。 嘗てガンダーラと呼ばれていたパキスタン北西部はガンダーラ文明の発祥地です。 ガンダーラ彫刻とはガンダーラ地方(現:パキスタンのペシャワル地方)でインドの仏教と ギリシア・ローマの造形美術とが融合してできた宗教美術として名高いです。 しかし、近年の研究から中央アジア出自のイラン系遊牧民・クシャーン民族が ガンダーラ美術の成立と展開に大きな役割を果たした事が指摘されています。 何れにしてもガンダーラ彫刻は礼拝の対象である仏像、釈尊の生涯からいくつかの事跡を 取り上げた仏伝説話浮彫等、多彩な装飾的モチーフを含んだ造形を成し遂げています。 ガンダーラ彫刻の主な素材は青みがかった色彩で剥離性に富む片岩でした。 他に緑色の千枚岩や凍石・石鹸石の類から掘り出された素晴らしい彫刻の例もあります。 ペシャワル、タキシラ、スワート地方等では数多くの仏寺が建立された事からも往時の 熱烈な仏教信仰を物語っています。仏寺の中心であるストゥーパ(仏塔)やその基壇、 円筒部、胴部、階段蹴込み部等には仏伝説話浮彫等が取り付けられていたのですが、 当初の状態を残しているものは皆無に近い為、どのように配置されたかよく分かりません。 ストゥーパ周辺には奉献小塔や祠堂が建立されて仏像や仏伝説話浮彫が安置されました。 ガンダーラ美術は未だ謎に包まれた部分が多いですが、釈尊がこの世でいかなる 偉大な行為を成し遂げたのかを克明に伝えており、高度な芸術性、構想の妙、 豊かなアプローチ、想像力、素晴らしい制作技術によって人々の賞賛を集めています。 |