ホーム > 中国古美術 > 隋・唐・宋 > 隋・唐・宋 No2.
| No2.唐三彩騎馬人物俑 | ||
| 時代 | 唐時代 8世紀 |
|
| 状態 ・ 詳細 | 脚と足盤に共直しがございます | |
| 寸法 | 径 | 28.6×10.1cm |
| 高さ | 31.5cm | |
| 商品番号 | ( 8800 ) | |
| 価格 | お気軽にお問い合わせ下さいませ | |
| (降り物) | なし | (焼き上がり) | 大変良いです |
| (土味) | 大変良いです | (器形の歪み) | なし |
|
ご覧になりたい角度や箇所、ご質問等がございましたら お気軽にお申し付け下さいませ TEL・FAX (093)551-5330 福岡県北九州市小倉北区魚町3-4-20 天平堂今林古美術店 |
| 唐三彩とは盛唐時代に長安や洛陽近傍の窯で焼成された三彩陶器です。 唐時代のいつ頃に始まったのかは不明ですが、制作年代はほぼ盛唐時代に限られています。 原則としては明器で日常に使用される事は全くありませんでした。 先人を敬い、死者を手厚く葬る風習は墳墓を華やかに装飾しました。 唐三彩の出土例の殆どは長安や洛陽近傍の唐時代の墳墓からと限られており、 都や周辺に居住していた王侯貴族、高級官僚達の為に造られたものでした。 基本的には三色(白、緑、褐)ですが、藍色が加わって四色になった藍彩、 二色だけのものも技法として唐三彩と総括されています。 各釉は別々に塗り分けられますが、接触部分は互いに融合して華やかな色彩を表現します。 唐三彩は低火度鉛釉陶の関係上、ラスターといわれるスペクトル現象が生じています。 光を反射して七色の輝きを放ち、唐三彩の色彩や光沢に美しさを付加しています。 極楽浄土での幸福を願った優麗華美のものが多く、様々な土偶も造られています。 人物を模った製品の中でも婦人俑は人気です。 何をするでもない様な豊頬肥満の婦人俑は造形的にも優れています。 一方、痩身の婦人俑は何らかの職務を現している事が多いです。 男性を模った土偶は女性のものよりも種類が多く、肥満体の貴公子風の俑も見られますが、 文官、武人、胡人(中国北方・西方の異民族)が一般的です。 動物を模った製品の中で最も美しい彫琢を見せるのは馬と駱駝です。 唐時代は西方の名馬が続々に輸入されたと伝えられますが、 土偶造形にもその美しい容姿が反映して多くの優品が生まれています。 又、国際都市故に長安は流砂を越えてきた多くの駱駝が見られました。 この大きく特異な体形は絶好の土偶対象になりました。 その他にも牛等が造られていますが、馬や駱駝の様な単独像よりも二輪乗用車に欠かせぬ 動力だった為か多くは車を引く形で表現されています。 唐三彩は自国の遼三彩や日本の奈良三彩を始めとし、 新羅三彩、渤海三彩等と周辺諸国の窯業に大きな影響を及ぼしている点も見逃せません。 |